カンボジアの子どもたち④
子どもたちの歯科検診は、学校や施設にある机や椅子を利用して、簡単なベッドを作り
そこに子どもたち寝てもらって行います。
時々、検診を怖がって口を開けない子もいますが、他のお友達が痛みなく行っているのをみて
安心して待っているようです。
カンボジアではまだまだこのような状態子どもたちをたくさん見ます。
乳歯虫歯罹患率は7〜8割です。田舎へ行けば行くほど虫歯は多くなりますし、
施設によっても日本人が管理している施設では虫歯が少なく、そうでないところは
虫歯が多いのが現状です。
このように乳歯の根っこが残ってしまったり、普通歯の場所から離れたところから永久歯が生えて、
歯並びがひどくなることも多いです。虫歯が多い上に歯並びが悪いと、余計に歯磨きが上手く出来ず、
永久歯ひどい虫歯や歯周病になり、早期に歯を失って行くのです。
小さな頃から歯磨きが習慣化すれば、乳歯虫歯減るし、虫歯で痛い思いをしなくてすみます。
歯は自分で守れる臓器なのです。
健康な歯できちんと食べて、元気な身体を作れるよう、これからも活動を続けていきます。
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